うずらのーと in台湾

大学在学時に国立台湾大学で一年間の交換留学を経験し、台湾の虜になる。大学卒業後は、台湾でのワーホリを経て、台湾国立政治大学の大学院へ進学。専門分野は言語比較や言語教育など。週末は海辺で台湾ビールを飲みながら過ごす。

台湾在住歴5年の筆者が、台湾の魅力を発信したり、便利な中国語をシェアするブログ。 台湾での交換留学、大学院留学、ワーホリ、中国語学習、HSK、TOCFLなどの役立つ情報も提供予定。

台湾でルームシェアするメリットとデメリット、探し方、家賃相場等

大家好!うずらです。

 

最近何かと話題のシェアハウス。

実は私も、台湾でルームシェアをして暮らしています。

今まで約4年間で、10カ国籍以上、計20人以上のルームメイトとルームシェアをして暮らしてきましたが、「台湾でルームシェアって実際どう?」

という質問をよく聞かれるので、台湾でのルームシェア事情について実体験を元に書いていこうと思います。

ルームシェアの良し悪しは、個人の性格、体質、ルームメイトとの相性に大きく左右されるので、一概に「超オススメです!」みたいな事は言えないのですが、僕は、台湾で一人暮らしを1年間していた時期もあり、その時期に比べると、やっぱりルームシェア暮らしの方が楽しいし、充実してる!と感じる事がよくあります。

下に、台湾でのルームシェアのメリットやデメリット等をまとめてみたので、参考にしていただければ、幸いです。

 

目次

 

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以前住んでいた台北の外れのお部屋(月4500元は今考えても安過ぎ!)

 

台湾でルームシェアのメリット

友達ができる

一番のメリットはやっぱりこれじゃないでしょうか。

やっぱりルームメイトと一緒に暮らしていると、個々の部屋はあるものの、ほぼ毎日顔を合わせているので、親しくなるんですよね。

恋愛心理学でいう「単純接触効果」っていうやつですね。

特に、一緒にご飯を作ってシェアしあったり、お互いの母国の話をしたり、悩み相談に乗ったりすると、本当に仲良くなって、一生の友達になることが少なくないです。

僕も以前のルームメイトで仲の良い人は、引っ越しをした後も、定期的にご飯に行っていますね。 

そして、ルームメイトをきっかけに、彼らの友達とか同僚と仲良くなったりするってことも偶にあるので、ひとり暮らしをしていては、絶対に知り合えないような人と交友関係を結ぶこともできるのがルームシェアのいいところだと思います。

 

語学力が上達する

「海外で生活するからには、せっかくだから語学を伸ばしたい。」

そう考えている方には、ルームシェアはめちゃくちゃオススメです。

 

僕のルームメイトは、実は台湾人以外の人の方が多くて、家の中では英語で会話することが多かったです。

一時期、たまたまアメリカ人の英語教師のルームメイトがいた時期があって、

きんぴらごぼうを作って食べさせてあげたら、

「牛蒡(ごぼう)」は英語で「Burdock」って言うんだ、この「o」は「i」の音で発音すると、ネイティブっぽく聞こえるよ。

みたいな事を教えてくれて、そういうのって共同生活しているからこそできる会話だなと思ったのを覚えています。

台湾にいて、英語の練習もできるっていうのは、本当に最高でした。(しかもタダで)

 

もちろん台湾人のルームメイトとは中国語で話していましたよ。

特にルームメイトが凄くユーモラスな人だったり、人間性が高かったりすると、もっとこの人と話したい、仲良くなりたいという風になるので、語学学習のモチベーションを高めるには最高でしたね。

 

そんなに語学力がないからコミュニケーション取れるか不安って方もいると思いますが、その点はそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。

決して「コミュニケーション能力=語学力」ではないですし、

だんだん外国語を使うことに慣れていけば、良いんじゃないかと思います。

心配なら、「私そんなに話せないんだけど、今勉強中で上手くなりたいんだよね」みたいなことを最初に言っておくといいと思います。

あと、お酒の力を借りて仲良くなるっていうのは、僕の常套手段ですね笑

リビングでくつろいでるルームメイトがいたら、ビールを2本持って行って、

「要不要喝一杯?」

「Do you wanna drink ?」

と話しかけてみる。お酒が入ると、恥ずかしさもなくなりますし、心を開いて会話が弾むってこと、よくありますね。

 

異文化体験ができる

台湾の文化はもちろんの事、他国出身のルームメイトがいれば、その国の文化も日常的に体験できるっていうのも、ルームシェアの良さだと思います。

僕は、インドやナイジェリアの家庭料理など、普段なかなか食べられないものを食べさせてもらって、お返しに手巻き寿司を振舞ったりしてましたね。

あとは、インド人のルームメイトがいた時は、夜な夜なヨガをしたり、

アメリカ人のルームメイトと一緒にギターで英語の曲を弾いたりして、

「今自分海外で暮らしているぅー!」感に浸れるっていうのは、ルームシェアの大きな魅力だと思います。

 

家賃、光熱費、通信費等が抑えられる

ルームシェアは、お財布にも優しいというメリットがあります。

また、台湾でルームシェアをすると、電気、ガス、水道、通信費(wifi)を、月ごとに割り勘で払うことが多いです。(家賃に含まれていることもあるので、入居前にしっかりと確認してくださいね)

これは、倹約家の人やほとんど家にいない人にとっては、「私は光熱費そんなかかってないはずなのに、何で同じ金額を払わなければいけないの?」とデメリットとして捉えることもできますが、一般的には、共有した方が費用は抑えられるんじゃないでしょうか?

(ちゃんと金額の比較をした訳ではないですが...)

wifiなんかは、定額使い放題コースで契約することが多いんで、一人で契約するより、ルームメイトとシェアした方が断然お得です。

 

鍵をなくしたり忘れたりしても、家の中に入れる

「あ!鍵忘れた!」という事があっても、ルームメイトに連絡して「開けてー」と言えば、家の中に入れる。

個人の部屋の鍵をなくしてしまったら元も子もないのですが、 僕は万が一に備えて、スペアキーをパブリックスペースのどこかに忍ばせてました。

 

寂しくない

そのまんまです。家に帰ると明かりがついているっていうのは、良いものです。

 

デメリット

気を使う時もある

バス、トイレ、キッチン、ランドリーなどはシェアの所が多いので、

「今誰か使ってるかなー?」「この時間だとうるさいかなー?」

「魚焼いたけど、臭いだろうなー」

と気を使う事はよくあります。

まあでも、ルームメイトと信頼関係を気づけていれば、お互いあんまり気を使わずに暮らせるようになっていけるかなと思います。

 

ルームメイトと性格や生活習慣が合うとは限らない

基本的に、入居時にはルームメイトのパーソナリティについてあまり把握する事ができないので、「この人と合わないわー」っていうルームメイトがいる事もあります。

まあそれは仕方ないんで、本当に合わなければ、自分の部屋に閉じこもるか、引っ越すしかないですね。

 

掃除やゴミ出しに非協力的なルームメイトもいる

「最近ゴミ出ししてんの俺ばっかじゃん!」っていうのはよく思ってました。

あと、「ビール缶はリサイクルなのに、何で燃えるゴミに入れるんだよー」というのは、日常茶飯事です。特に新しいルームメイトが来た時は。

リビングやキッチンの掃除に関しては、分担してやる事が多いのですが、明らかに手抜きの人がいる。

あと、残飯を放置しとく人とか、皿を使って洗わない人とか!

虫がわいてるじゃんってこともしばしば。

潔癖症あるいは凄く綺麗好きって方には耐えられないかもしれません。

 

「楽しみにとっておいたプリンがない?!」ということも笑

冷蔵庫を開けると、

「ない!!俺のプリン!!!楽しみにしてた俺のプリーーン!!!!」

っていうことがたまーにあります。

本当たまーになんで仕方ないかと諦めますが、仲が良いルームメイトだと、

「お前、俺のプリン食ったろ!!」と直接言うようにしてます。

 

うるさいルームメイトがいる

これ、海外生活あるあるだと思うんですが、隣の部屋から男女の怪しげな声が聞こえてくることがあります。

最初は、興味本意で聞いてしまうものの、やがて「あ"ぁぁぁ!うるさーい!」と苛立ちに変わります。

でも慣れてくると「あー今日も励んでますな」、「おお今日はちょっと激しめだな」みたいな風にあまり気にならなくなります。笑

 

これアメリカ人に多いですね。(もちろん一部のアメリカ人の話ですが)

あとは、ちょっと恥じらいがある人だと、急に大音量で音楽を流し始めて、その音楽の上から◯ぎ声が聞こえてくるパターンもあります。だから、音楽の音量が大きくなると、「あ、始まったな」ってなります笑 

僕は、あまり気にしない様にしていたんですが、もしあまりに煩いようなら、それとなく教えてあげた方がいいですね。

 

あとは、深夜(24時過ぎとか)に洗濯機回す輩とかいますね。

どういう神経しとんねん!自分は構わないけど、近所迷惑だって思わないのかな

 

ここまでルームシェアのメリット、デメリット等書いてきましたが、

他にもたくさん良い点悪い点あると思います。

デメリットに挙げた点も、コミュニケーション能力を磨けば解決できる事が多いので、

とにかくコミュニケーション力を磨く場としては最高だと思います。

近年日本の大学で「国際コミュニケーション学科」みたいな学科が増えてますけど、

そういうの行くよりよっぽど学びが多いんじゃないかなと思います。

 

探し方

正直僕は、友達づてに紹介してもらう事が多かったのですが、

自分の周りの友達がよく使っているのが、

Facebook上の「Looking for Roommates or Apartments in Taipei and Taiwan.」 

というコミュニティ。ここは、外国人(非台湾人)の利用者率が高く、英語でのやりとりが多いです。

そこに居住者募集中の部屋の情報がアップされるので、写真や立地、家賃などを見て、「良い感じ!」って思ったら、投稿者と連絡をとって部屋を見せてもらうっていう流れです。もちろん気に入らなければ断って、他のお部屋を探してください。

あとは、入居前にできる限りルームメイトがどんな人なのか探っておいた方が良いです。フレンドリーそうか、最低限の常識はあるかなど、それとなく探ってみましょう。

 

もし留学予定の方でしたら、Facebook上に「◯◯大學租屋(板)」というコミュニティがあることが多いので、そこでも探すことができます。大学の近くの物件でルームメイト探してますって言う人の投稿が多いので、最初からエリアが絞れていて、探しやすいと思います。

 

ただ、こういったコミュニティは決して正式なものではないので、トラブルが発生する可能性もあるので、その点には注意してください。あくまで自己責任でお願いします。

もし、語学力に自信がなければ、部屋を見るときに台湾人に同伴してもらった方が良いです。

もちろん、業者さんを通して探すのが一番安全でしょう。

 

家賃相場

ピンキリですが、台北中心部の便利なところだと、月10,000NTDでも安い方だし、逆に少し台北中心から外れたところ(新店など)になると、4,000NTDくらいからあります(ボロいですが)

 

因みに、台湾で一人暮らしをするなら、まずは「套房(個人の部屋内にシャワー・トイレ完備)」か「雅房(シャワー・トイレはシェア)」のどちらに住むか決めてください。

「套房」ってもうルームシェアじゃなくないか?と思われたかもしれませんが、

「套房」でもリビングやキッチン、ベランダなどは他の居住者とシェアってところも少なくないです。その点は入居前に確認してください。

 

因みに、まぁ当たり前なのですが、台北(新北)は、他の地域に比べると家賃がかなり高いです。

台南の中心部に住んでいた友人は、台北と同じクオリティの物件に半分の家賃で住めるって言っていました。

まあそれでも、台北も東京に比べればかなり安いんですけどね。

 

デポジットは、二ヶ月のところが多いです。通常、退去時に返金されます。

 

まとめ

僕は、ルームメイトにめちゃくちゃ恵まれていたので、ルームシェアに心地よさを感じるのですが、やっぱり一人だけで暮らしたいって言う人も多いと思います。

特に、日本は「ウチ」と「ソト」をはっきりと区別する文化がありますし。

ただ、せっかくの海外生活なので、一回ルームシェアを経験してみても良いかもしれません。もしかしたら、最高のルームメイトに出会えるかもしれませんよ。